2018年3月24日土曜日

SQ12 レビュー

(例によってこの記事は随時更新です)
ドラレコのニーズが高まってきた昨今、バイク用ドラレコは相変わらずショボくて高価て不便です。そこそこの画質でいいので何とかならんかなーと思ってたら、SQ12という激安カメラを発見したので買ってみました。

なおSQ12は少々お高いH264対応版とMotion JPEG版があるようですが、今回はMotion JPEG版を購入しています。

防犯カメラも兼ねてハンドルに常時マウントする形で使用するつもりですが、デフォルト状態では簡単に盗まれています。完全な対策は難しいですが少なくとも小学生がカジュアルに持っていくことはできない程度を目指して設置中。

低価格を目標にしていたのに、なぜかカメラより高いUSB電圧チェッカーを買ったり様子がおかしなことになってるけどキニシナイ!!


所感
  • 説明書にはTFカードがフルになると録画停止するような事が書いてあるが、実際には古いファイルが消される
  • 恐らく新しいファイルを作成する前にファイルを消しているため、低容量SDカードでは実用が厳しい。(2GBだと10分~15分・しか記録されない?)
  • 720pは15.6Mbps(1.95MB/s)、1080pは24.5Mbps(3.06MB/s)。オーディオは512Kbps。
  • 1ファイル(5分)あたりのサイズは720p=約600MB、1080p=約900MB?
  • ピンセットなどが無いと、SDカードが取り出しにくい
  • 録画されているのか、動体検知待機中なのかLEDで判別がつかない。
  • 動体検知開始すると、とりあえず録画が始まってしまいその間は検知を示す赤青が点灯しない。
  • 動体検知後、動体がなくなり停止するまでの時間は1分。
  • 給電中は720pでの録画開始・停止以外の操作(IRのON・1080pへの切り替え・写真撮影)ができない模様。従って常時給電のIRカメラとしては使えないかも。
  • 給電中に電源ボタン6秒押しで電源を切ると、ケーブルを抜くまで電源が入れられなくなる。
  • 720pモード、バッテリのみで51分間の連続記録を確認。

ざっくりとした容量と録画時間(単位:分)

720p1080p
2GB1711
4GB3422
8GB6844
16GB13787
32GB274174

トラブル

  • 予想以上にバッテリーが貧弱&IR LEDの消費電力が多い模様で夜間監視が行えない。
  • 振動が大きく画像がブレブレ。3000円ぐらいのサスペンションもあるみたいだけどとりあえず車の動きと車種ぐらいはわかるので妥協。


今後の予定

  • 各モードでの消費電力を測定、1週間ぐらいの使用に耐えるのに必要なバッテリ容量を推定
  • モバイルバッテリーとシガーソケット用USBアダプタ、長めのUSBケーブルを調達

2018年3月22日木曜日

SQ12 User Instruction抄訳

マニュアルの字が小さすぎて苦痛なのでスキャンして拡大&抄訳してみました。
中国語から英語に翻訳したと見られ、イミフな部分は(?)と記載してます。
各所に「SDカードがフルになるまで」と記載がありますが、実際には上書きされる模様です。

[参考:主要操作抜粋]
・録画開始:電源
・録画停止:電源
・電源オフ:スタンバイ中に電源6秒(または1分後に自動オフ)
・IR点灯/消灯:電源2秒押し 赤2回で点灯・3回で消灯
・動体検知開始:モード3秒押し

[参考:LED表示状態](マニュアルに載ってません)
・消灯:電源断・録画中
・赤色点灯:スタンバイ(写真撮影)
・赤1回点滅:写真撮影
・赤2回点滅:IR ON
・青点灯・赤2回点滅→青赤1回点滅:720p動体検知モード開始
・赤3回点滅:IR OFF
・赤色点滅:充電中
・赤色点灯:充電完了
・青3回点滅:720p録画モード開始
・青3回素早く点滅:電源オフ
・青赤1回点滅:動体検知
・青赤3回点滅:1080p録画モード開始
・青赤8回点滅:IR終了+バッテリー残量なし(?)
・青点灯:スタンバイ(720p)
・青赤点灯:スタンバイ(1080p)
・青赤5秒間点滅後、電源断:カードがない・バッテリー残量がない・カード空容量がない・無操作オートパワーオフ・動体検知モード終了


充電
内蔵リチウム充電池は最初の使用前に充電する必要があります。下記の方法で充電できます。
1 USBでコンピュータへ接続
2 録画しながら充電。(USB 5V充電器またはモバイルバッテリーへ接続)
3 青色のライトが消灯している場合は(?)充電中は赤いライトが点滅し、充電が終了すると赤色のライトは点灯し、青色のライトは消灯します。
(赤色のライトが続く場合(?)、確実に充電を行うため30分以上充電して下さい)
備考
1 バッテリー残量が少なくかつTFカードがフルの場合、赤及び青のライトが5秒間(訳注:5回の誤り)点滅後にプロテクト状態になり電源が切れます。(録画ファイルを保存し自動的に電源断)充電して下さい。
2 カードがない状態で電源が入った場合、赤及び青のライトが5秒間(訳注:5回の誤り)点滅し電源が切れます。
3 電源を入れた後1分間操作がなかった場合、赤及び青のライトが5秒間(訳注:5回の誤り)点滅し電源が切れます。

3役ケーブル
USBとAVケーブルが一体化したケーブルは次の3つの機能を持ちます。
1 コンピュータに接続し充電及びデータ転送が行なえます。
2 ディスプレイのTV OUTに接続できます(訳注:TV INの間違い?)
3 (5V電源に接続し充電が行えます?)

フラッシュ無し(?)・720p撮影
ON/OFFボタンを押して電源を入れると、青ライトが点灯しスタンバイ状態に入ります。パワーボタンを一度押すと青ライトが3回点滅後に消灯し、720p録画モードに入ります。
録画中にライトは点灯せず、ファイルは5分ごとに保存されます。録画を終了したい場合は再度電源ボタンを押すと青ライトが点灯しスタンバイ状態に戻ります。

フラッシュ無し・1080p撮影
ON/OFFボタンを押して電源を入れると、青ライトが点灯しスタンバイ状態に入ります。モードボタンを一度押すとカメラは1080pモードになり、青及び赤ライトが点灯します。パワーボタンを一度押すと青及び赤ライトが3回点滅後に消灯し、1080p録画モードに入ります。
録画中にライトは点灯せず、ファイルは5分ごとに保存されます。録画を終了したい場合は再度電源ボタンを押すと青ライトが点灯しスタンバイ状態に戻ります。

1200万画素写真撮影
(省略)

赤外線ライトオン・オフ
オン:いずれかのスタンバイモードでON/OFFボタンを2秒間押し(訳注:ボタンを離すと)赤ライトが(訳注:2回)点滅し赤外線ライトが点灯、夜間撮影が可能となります。
オフ:いずれかのスタンバイモードでON/OFFボタンを2秒間押し(訳注:ボタンを離すと)左右のライト(訳注:実際には赤ライト)が3回点滅し赤外線ライトが消灯します。

動体検知撮影モード(720p-1080p)
720p動体検知モード
青ライトのついているスタンバイ状態でモードボタンを3秒押すと、青が点灯したまま赤が消灯します(訳注:実際には青が点灯したまま赤が2回点滅→青1回点滅→消灯)。動体を検知した場合、青及び赤が同時に点灯します。録画ファイルは動体が検知できなくなる・バッテリーが無くなる・メモリカードがフルになるのいずれかまで5分おきに保存されます。(いずれかのボタンを押すことで動体検知モードを終了します)

1080p動体検知モード
(省略)

充電・録画同時モード
TFカードが挿入され、USB-TVケーブルが挿入され、5V電源が供給されるとカメラは自動的に720pで録画を開始します。手動で停止しない限りカメラはカード容量がなくなるかバッテリーが無くなるまで録画を続けます。手動で録画を停止することが出来ます。

TV OUTモード
(省略)

リセット
(省略)

電源OFF
いずれかの機能を終了した後、カメラの電源を切る必要があります(訳注:なんて無駄な説明だ)ライトが消灯している状態でON/OFFボタンを6秒押すと電源が切れます。
スタンバイモードで1分間操作が無かった場合、カメラの電源は自動的に切れます。

時間設定
(省略)

コンピュータとの接続
(省略)

2018年2月5日月曜日

Xperia XZ F8332 Oreo ROM焼きメモ

(このメモに従っても文鎮が誕生する場合があります)
https://forum.xda-developers.com/xperia-xz/how-to/guide-stock-kernel-twrp-safetynet-patch-t3710781 https://forum.xda-developers.com/xperia-xz/how-to/rooted-kernels-f8332-41-3-2-588-0-t3748987 から次のファイルをダウンロード

  • TWRP
  • boot.img →KERNEL_F8332_41.3.A.2.192_CLEAN.img
  • 各種zip・詳細は上記ページ参照

  • TWRPでバックアップを取る
  • /data/mediaを手動でバックアップする →参考
  • FlashtoolでOreoのftfを落とす(手動だと何かと面倒なので、よほど遅くない限り自動が吉・・・)
  • FlashtoolでOreoのROMを焼く (TA以外は全て焼く&Wipe推奨)
    • この段階ならそのままでも起動する
  • FastbootでTWRPを焼く fastboot flash recovery twrp-x.x.x-x-kagura.img
  • Fastbootでbootを焼く fastboot flash boot KERNEL....img
    • この段階でTWRPのステップ終了まで正常起動しなくなる
  • SDカードにzip各種をコピーしておく
  • fastboot format userdata (データ領域の暗号化解除、さもないとTWRP起動時にパスコードを求められる)
  • 再起動してTWRPに入る(入り方下記参照)
  • 各種zipファイルをFlash
  • 起動、正常ならXperiaロゴから起動まで約2分
  • TWRPのuserバックアップを書き戻す
  • /data/mediaを書き戻す
【flashmodeの入り方】電源を切り、ボリューム↓を押しながらUSBケーブルを刺す
【fastbootの入り方】電源を切り、ボリューム↑を押しながらUSBケーブルを刺す
【TWRPの入りかた】リセット後・バイブするまでの間電源+ボリューム下、バイブしたら電源ボタンを離しTWRPが起動するまでボリューム下長押し(”Your device has been unlocked"の画面が出たり緑LED点灯時は失敗、ケーブルが刺さってた場合は抜いてやり直し)
なおadb reboot recoveryではなぜか起動できず。(fastbootと書いてるサイトもあったがfastbootにそのようなオプションは存在しない)

リセットは電源ボタンとボリューム上長押し

2018年1月30日火曜日

AIR MENTOR CO2値


再測定して近隣のCO2値と比較。同一の場所ではないので参考にしかならないけどコンスタントに100ppmほどズレてるんだよなあ・・・ 問い合わせは返事来ませんでした。

2018年1月23日火曜日

AIR MENTOR2買った \(^o^)/

空気品質測定器 AIR MENTOR2(8099-AP)を買ったのでレビューです。

測れるもの

  • 二酸化炭素濃度(CO2)
  • PM2.5/PM10
  • VOC
  • 温度・湿度

ハードウェア

USBでの電源供給なのでモバイルバッテリーも使えます、ただなぜMicroUSBにした。まあ専用端子よりは百倍マシなんだけど、このデカさなんだしType-CかType-Aにすべきだった。
チープな音のブザーも内蔵しており、閾値を超えた場合にブザーを鳴らせます(設定で大雑把な閾値変更と無効化も可能)
LEDはアプリから消せますが、明るさを下げても随分明るいいです。「夜だけ消す・鳴らさない」という設定はできないものか? あと一度電源を切るとLED設定がデフォルトに戻ります。

測定品質

温度・湿度

誤差±2%RH、±1℃の温湿度計2台と同じ場所に一晩置いてみました。買ってから数年校正してないので若干狂ってきてはいるはずですが、それぞれ17℃,17℃・25%,28%とまずまずの数値です。
 一方、AIR MENTOR・・・うーん湿度が17%RHぐらいズレてます。まあ湿度計を買ったわけではないのでいいんですが。

二酸化炭素

寝る前に換気しても、じわじわと上昇して朝には2000ppmを超えることが発覚・・・というか換気やめた途端にすぐ1300ppmぐらいまで上がってしまう、これは大きな発見。どうすれば1000ppm前後をキープできるか換気方法を検討中。(開けっ放しにすると湿度が維持できない・・・)

精度も確かめたいところだけど比較できる対象がないので、とりあえず400ppm前後で安定しているはずの風通しのよく幹線道路から離れた風通しの良い屋外で数値が安定するまで測定。(右の緑色の部分)

うーーーーん、630-670ppmという異常な値で安定してます。京橋の交差点でも試してみましたが、やっぱりこの数値。おかしすぎるので問い合わせ中。→返事来ませんでした。

VOC

こちらも比較対象がないので精度は不明。試しにライターガスを噴射してみたところ、すぐに上限の5ppmまで上昇しました。CO2センサは独立しているのでVOCのみ上昇してCO2の数値に影響が出ないのは流石です。

Air Cloud

Wi-Fi設定してインターネットに接続すると、自動的に測定データをクラウドに保存してくれます。
しかしデータがエクスポートができるわけでもなく、Webブラウザから見られるわけでもなく現在のメリットは微妙。
パスワードがなんと8文字しか使用できません。アウト!

アプリ

Bluetooth経由でもAir Cloud経由でも安定して数値を取得できます、今のところエラーで落ちるとか反応が遅いとかいうことはありません。
WiFi設定ではデフォルトでスマホが現在使用しているAPに繋ごうとしますが、5GHz帯に対応していないため5GHz帯のAPをスマホで使用しているとエラーが発生します。2万以上するんだから5GHz帯ぐらい対応して欲しい。
また通知レベルがプリセットのみで、○○ppm超えたらアラートという設定ができません。しかもプッシュ通知のみなのでメールと区別がつかない。もうちょっと工夫して欲しい。

新製品の割にGoogle HomeにもIFTTTにも対応しておらず・・・オープン性皆無なところは日本メーカー真似ないで・・・。

その他

  • Bluetooth経由でラズパイと連携させるコードがGitHubで公開されてます。開発日時からして明らかに公式なんだけど、なぜか公式サイトで紹介されてない。
  • WiFi経由で値取得できないかポートスキャンしてみたけど開いてるポート見当たらず。どうしてもBluetooth使わずに値を取得したいならAir Cloud経由しかないかもしれません。Air Cloudは公式アプリ以外との接続は現在出来ないようなので、気が乗ったら解析してみる。
  • スマホからしか詳細が分からないのは地味に不便。PCからもAir Cloudにログインできるようにして欲しい。探したらログインフォーム( https://www.air-mentor.com/iotCloud/html/login.php )は一応あるもののデバイスが追加できないので使えず。(法人顧客向け?)
  • やっぱりバッテリーは欲しかった。家の中移動しながら計ろうとするといちいちモバイルバッテリーに指し直す必要がある。
  • 中国語の説明書にしか書いてないことがある。なんとなく読めるが点滅の意味とかよく分からない。

総評

値段の割にはイマイチ・・・。ただソフトウェアによる改善の余地も大いにあるので今後に期待したい・・・。

URL変更しました

新サイトはこっち  https://ngkwtys.blogspot.jp 古い記事はそのままです ヽ(´ー`)ノ